「彦根で『六ヶ所村ラプソディー』上映&鎌仲監督講演会」
イベント告知 2008年06月03日(火)15:07
みなさんは、青森県・六ヶ所村にある核燃料再処理工場
のことをご存じですか?
あまり報道されることもなく、話題にされることも多く
ないこの施設について、約2年前に『六ヶ所村ラプソ
ディ』というドキュメンタリー映画が製作・発表され、
草の根的なつながりで、全国各地で自主上映会が行われ
ています。
滋賀でも、信楽や蒲生野、滋賀大学などで自主上映会が
行われていますが、もっともっと多くの人たちにこのこ
とを知って欲しいという思い、動きがますます広がって
きています。
ここ彦根周辺でも、そうした思いをもった人びとが集ま
り、この7月に『六ヶ所村ラプソディ』の上映会と、監
督・鎌仲ひとみさんをお呼びしての講演会が行われるこ
とになりました。
五環生活としても、趣旨に賛同し協賛させていただいて
います。
ぜひ一緒に、六ヶ所村・核燃料再処理工場について知
り、学び、考えていく機会をつくっていきましょう。
なお、五環生活でも、前売りチケットを取り扱っていま
す。ご希望の方は、ご連絡くださいね。
* * *
★『六ヶ所村ラプソディー』上映
& 鎌仲ひとみ監督・講演会★
→チラシ表面(PDF形式・126KB)
→チラシ裏面(PDF形式・391KB)
○ 日 時 : 2008年7月19日(土) 10:00〜17:00
<タイムテーブル>
10:00〜12:00第一回上映
13:00〜14:15講演会
14:30〜16:30第二回上映
○ 場 所 : 滋賀県立大学 交流センター
(滋賀県彦根市八坂町2500)
http://www.usp.ac.jp/japanese/campus/acs_map1.html
アクセス
▼JR南彦根駅から
バスで13分/タクシーで8分
▼JR彦根駅から
バスで16分/タクシーで10分
○ 参加費 : 一般1,000円(前売り800円)
中学・高校・大学生500円
小学生以下無料
○ 参加人数: 300名
○ 内 容 :
・ドキュメンタリー映画「六ヶ所村ラプソディー」上映
・鎌仲ひとみ監督の講演
・学生ブースや関係団体等のアピールコーナーや手作りマーケット等
○ 主 催 : ケンダイ映画館をつくる準備会
○ 共 催 : 彦根でロッカショを考える人のネットワーク
○ 後 援 : 滋賀県・滋賀県教育委員会・彦根市・彦根市教育委員会・
(社)彦根市青年会議所・滋賀県立大学・
滋賀県立大学教職員組合(申請中)
<問い合わせ先>
富永(携帯)090-8143-0546
広田(携帯)携帯080-3034-4971
fax0749-28-8570
滋賀県彦根市八坂町2500
滋賀県立大学環境科学部・近藤研究室内
「ケンダイ映画館をつくる準備会」
rhapsody_hikone@yahoo.co.jp
●ブログ(彦根でロッカショを考える人のネットワーク)
http://harappano-mannakade.cocolog-nifty.com/rokkasyo/
●開催の目的
現在、私たちは、様々なエネルギーに支えられた便利で
快適な生活を送っています。なかでも、原子力発電によ
る原子力エネルギーは、CO2を排出しないクリーンなエ
ネルギーとして、国を挙げて推進され、今や新たな再利
用の段階にまで進められようとしています。
青森県六ヶ所村には、原子力発電所から出る使用済み核
燃料から、プルトニウムを取り出すための核燃料再処理
工場があり、本格的な稼動に向けて準備を進めていま
す。これは、世界で最も新しいプルトニウム製造工場
で、稼動すれば、日本は新たな原子力時代に入っていく
ことになります。しかしながら、私たちのこれからの生
活を支えようという、この再処理工場の稼動は、見逃す
ことができない大きな問題をいくつも抱えています。
耳かき1杯で数百万人を殺害できる、地球上最も毒性の高
い物質プルトニウム。空と海へ排出される多大な量の放
射能。さらに、気が遠くなるほど長い時間、安全に管理
しなければならない高レベル化した放射性廃棄物…。
六ヶ所村には、全国の原子力発電所から、核廃棄物が集
まってきます。電気エネルギーを使う日本人すべての難
題に向き合って生きる六ヶ所村の人々。恩恵を受ける私
たちは、忙しい日々の暮らしの中で、これらの問題に、
ほとんど目を向けることはありません。
『六ヶ所村ラプソディー』は、六ヶ所村の現実を客観的
に伝える映画です。映画と監督の講演は、私たちが、自
分の足元を見つめ直し、子どもたちや未来のために、今
何をするべきかを考える機会を与えてくれるでしょう。
1人でも多くの方に参加いただき、共に考えたいと願い、
下記のとおり開催いたします。
◎映画「六ヶ所村ラプソディー」
映像作家として多くのドキュメンタリーの制作を続ける
鎌仲ひとみ監督が、文化庁の支援を受け、核燃料再処理
工場と共存する青森県六ヶ所村の住民の生活を2年間に
渡って追った長編ドキュメンタリー映画。2006年3月に完
成し、これまで全国各地での自主上映は150回を超えてい
る。