「第1回木魂座シネマ「水になった村」上映会&大西監督講演会」
耳より情報 2008年08月11日(月)18:15
第1回木魂座シネマ
「水になった村」上映会&大西監督講演会
日時:8月17日(日)
上映三回予定(10:00- 13:00- 17:00-)
講演は同じ会場にて(15:00-)
場所:余呉町はごろもホール
入場:1000円 (中高生 800円 /小学生以下無料)
1957年、ここ余呉の東隣、岐阜県揖斐川上流の旧徳山村にダム建設の話が広まった。
総貯水量6億6千万立方メートル、日本最大のダムだ。当時徳山村の住民は、約1600人。みな次々に近隣の街につくられた移転地へと引っ越していった。
それでも、何家族かの老人たちが、村が沈んでしまうまでできる限り暮らし続けたい、と、街から戻って来た。
写真家の大西暢夫が初めて村を訪ねたのは今から15年前のこと。
だれもいないと思っていた集落に家があることに驚いた。以来、ジジババたちの暮らしに魅せられ、東京から徳山村まで片道500キロ、バイクで高速道は使わず山道を走り抜けて 何度も何度も通った。
そしてその村でジジババたちは大西を「兄ちゃん」と呼び,共にたくさん食べ、いっぱい笑った。
村には季節ごとに土地で採れるものを大切にする、暮らしの知恵や技がある。食卓にはいつも食べきれないほど大盛りのごはんが並び、山はジジババたちの笑い声に満ちている。
2006年秋、いよいよ工事が終わり、水がたまり始めた。
もう誰も、村に帰ることはできない。
ジジババたちの変わりゆく暮らしに寄り添った15年間の記録。
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木魂座 -kodamaza-
こだまざ、と読みます。
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