「☆にじみ絵と羊毛ボールづくり」
イベント報告 2009年01月28日(水)08:06
先日1月25日に、「親子でシュタイナーを体験してみませんか」の第3回目が行われました。当日は大雪か?と心配されましたが、晴天の一日で、今回も多くの親子さんたちが集まってくださいました。
今回は、まず第1回目と同じくにじみ絵、それと手仕事では羊毛ボールづくりをしました。
前回のにじみ絵では秋ということもあり、赤と黄色の2色を使いましたが、今回は冬ということで青と黄色を使いました。
まず、横田先生による、にじみ絵の説明がありました。
大人も子供も画用紙を前にして、じっと先生のお話に聞き入ってくれていました。でも子供は早く書きたい〜!という感じ。
一番最初に色を画用紙におく瞬間、お子さんが、わぁ〜と言っていた、ということも後のアンケートにありましたが、にじみ絵はとくに、この最初がどきどきする何ともいえない瞬間なのかもしれません。
一度筆をおろすと、迷いなくどんどん書いてゆく子供たち。
赤と黄色の時とは又ちがい、青と黄色はなんとなくクリアなイメージ。
ひかりと静寂のような、澄んだ絵がたくさんできあがりました。
お母さん方もお一人お一人じっくりと色を楽しんでいただけましたでしょうか。。。
にじみ絵が終わると、次は竹かごに入った色とりどりの羊毛の登場です。
かごの中には色とりどりのお花が咲いているようで、これまた配られたときには
お母さん方も「わぁ〜かわいい!」と声をあげておられました。
今回の羊毛ボールはニードルも石けん水も使わないやり方で作ります。
厚紙にくるくると巻きつけていって、糸でくくったあとにはさみでチョッキン!するとあらふしぎ♪
色の選び方や巻き方で、どこにどの色がでるのか分からない、できあがるまでのお楽しみ♪
大人も子供も真剣に巻いて巻いて・・・同じものは一つとない素敵な羊毛ボールができあがりました。
さて、体験が終わったあと、いつものようにお隣の部屋へ手をつなぎ、先生の歌に導かれて移動します。
まあるく円になってすわったら、先生はメルヘンクーゲルという、揺らすとかすかに鈴のような音が聞こえるボールを取り出して、♪鈴もってる○○ちゃん〜という歌を歌いながら、円の中を子供と一緒にまわり、次の子供のところへ。
メルヘンクーゲルをならそうと一生懸命揺らしながら歩く子、大事そうに手で守りながら歩いていく子と色々です。
そのあと、手遊びの中で先生お手製のクッキーがみなさんに配られました。
そして今回は全3回の講座の最後ということで、先生が小さな丸いテーブルの上でちいさな人形劇を。
繰り返しのお話が幼児期には大切、と先生がお話されていましたが、人形劇も繰り返しのお話で、おかみさんやこぶた、子犬に火や水などたくさんの登場人物(?)がでてくるお話でした。
そのあとはおかえりの会で、ろうそくのまわりに自然と子供たちが集まり、ひとりひとりにオイルを塗って、手遊びをしておしまいです。
ちょっと予定時間を過ぎてしまい、申し訳なかったのですが、みなさま楽しんでいただけましたでしょうか?
五環生活としての初の試みでありました、シュタイナー教育親子体験講座。これで全3回が無事終了しました。
私としては初の主催側として参加させていただきましたが、至らないことも多々あったと思います。でも、にじみ絵や、手仕事、アドヴェントガルテンなどを通して、先生のお話などからも、シュタイナーの幼児教育とは・・・を少しでも感じていただけていたのなら幸いです。
毎回、何人かの方が、友人のお母さんも参加したかったけど、もういっぱいでだめだったから、とか、お友達に先生のお話だけでも聞いてきてほしいと言われて来ました、などなど、今回は本当に限られた方たちにしか体験していただけなかったようで申し訳ありませんでした!
また次回・・・は未定ではありますが、内容として、人形劇や講演会などを開催できたらいいなと考えております。その際はまたこちらにも掲載いたしますので、ぜひみなさんご参加くださいませ。