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No.1993の記事

「「まっくらカフェMOKU〜長月 with 一姓〜」実施しました。」
      イベント報告 2009年09月21日(月)07:27

9月19日土曜日の夜、まっくらカフェ長月を開催いたしました。

遠くは奈良からもご参加いただきました。また、with一姓ということで、一姓の野間がスタッフを、豊郷町雨降野から百姓の西山さんにゲスト参加いただきました。

ちょっと遅れ気味に開始しましたが、まずは、テーマが「月と土」ということで、「月」から。あいにく、新月に近いために、月見はできませんでした。替わりに、目かくしをしてある「音」を聞いていただきました。

それは、NASAが公開している、人類が初めて月面着陸に成功したアポロ計画のmission更新のテープでした。ちょっと、宇宙と月を感じていただきました。

つぎは、いつものようにカフェ朴のシェフ中村さんによる、一品ずつの体験です。とくに、今回は地元野菜である雨降野の野菜を使いながらの体験です。ひとつひとつの素材をかみしめながらいただきました。かぼちゃでもいろいろな旬の種類のものを出していただき、西山さんにあれこれ、作り手の立場からお話しをいただきました。ぼっちゃんかぼちゃは、その小ささを感じていただくために、手で実物を触っていただいたりも。秋の味覚をしっかりかみしめて、感じながらいただきました。

そして、目かくしをとって、プレートをおいしくいただきました。

その後、「土」がテーマで、「土絵の具」をつくりました。スタッフ野間が京都から採取してきた、さまざまな色の土を使います。畑の土や赤土など。まずは、ふるいで濾します。そして、粒子を細かくして、水とボンドを足して絵の具にしていきます。ふるいの段階で、土によってまったく違うことに気づきます。土が粒子の集合体であることを再認識。

そして、画用紙に土絵の具を使って指で絵を描いていきます。指で粒子を感じながら。土によって色が違うことがわかります。黒い色、茶色い色、赤茶の色、黄色い色。そして粒子を置くように描いていきます。叩いたり、こすったり。ちょっと時間が身近かったですが、それぞれ土で描いた絵を描き上げました。西山さんにも、野菜作りの上での土のお話しなどもいただきました。

最後に、雨降野で一本だけある「ポーポ」という珍しい果物をつかったデザートをいただきました。これが、とても甘くて美味しく、一同びっくりしました。

「全然、わかりませんでした。いつも視覚で食べていることがわかりました。」「土で絵を描くなんてはじめての経験でした。」「素材がわからずしっかり食べるので、好き嫌いが無くなります。」「勉強になりました。」といった感想をいただきました。

秋の虫の音を聞きながらの夜となりました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

次回は11月の開催となります。詳細決まりましたら、ホームページで告知させていただきます。

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