「びわこもりワークショップのご報告」
イベント報告 2009年12月30日(水)14:44
12月23日に行いましたびわこもりワークショップ『木の熱をいただく。3』編のご報告です。
今回のびわこもりWS、大人の参加者17名・子供(小さいお子さんも含めて)参加者15名と、今までにない参加者様の多さでWSの運営に少し不安がありましたが、それでも参加していただいた皆さん(参加者&ゲスト・スタッフ)のあたたかいご協力で、事故もなく無事に終える事ができました、感謝!本当にありがとうございました。
今年最後のびわこもり、メインの薪割りはもちろん、ピザ竃&ピザ焼き、餅つき、ゲストお二人のお話、と非常に盛り沢山な内容でした、では時間の流れとともに、、、
10時過ぎ、参加者・スタッフ全員で自己紹介をしてから、総合ナビの寺尾さんの合図でジャンケン列車!を準備体操代わりに体をアップしました(みんな列車になっていたので写真がありません、残念)。
体が暖まったところで、ベンチに集まり、寺尾さんの焚き火講習です。火を熾すときにギュッとした新聞紙や、市販の着火材を使われる方が多いと思うのですが、実は、乾いた松ぼっくりが適度な油分があって、最良です。焚き付けに松ぼっくりを使う事、初めて(見た)知ったという参加者さんが多かったです。身の回りにある(例えば、湖岸の松林に落ちて転がっている松ぼっくり)モノが、こうやって見直される、素敵な瞬間でした。
焚き火が始まった後、参加者&スタッフは、薪割り、餅つきの準備、ピザの準備とそれぞれ自由に行いました(このホッコリと緩やかな感じが、びわこもりWSの良いところだと勝手に自負しています)。
薪割り、みなさん熱中されていました。斧を使うというのは、はじめは怖さを感じるのですが、薪割りナビ(西川さん、前田さん、田渕さん)の熱い親切な指導で、直ぐに上達されていました、小学生のお子さんも、お母さんもお父さんも!割れ難い木がパカーンと割れた瞬間の達成感に満ちた笑顔は見ていて嬉しくなりました。
ピザ竃のプレートは、焚き火で熱せられ、その間、小さなお子さん達の手で生地が延ばされていきました。小さな子供は、こういうの好きですよね、グニャグニャした感触がいいのでしょうか。
餅米は、良い状態で蒸し上がり、熱々のうちにつきはじめます、斧を杵に持ち替えます。つきたてのお餅は、やっぱり最高です、ごま、きな粉、大根おろし、くるみみそ、の味。
お餅もつき上がったので、お昼になりました、ピザ竃で、お子さん達が準備したピザをドンドン焼いていきます。天然酵母で発酵させた生地もあったのですが、皆さんお気づきになられたでしょうか?木の熱でピザを焼く、ほんの少しスモークされた薫りもあって美味しかったです。
スープは、朴さんに作ってもらいました、五環生活ではお馴染みの雨降野(豊郷)の野菜がふんだんに使われていて、本当にやさしく、滋味でした、中村さん、ありがとうございます(ピザのタマネギも雨降野)。
さて、おなかもいっぱいになったところで、今度はゲストとのお話の時間。
チラシにも書いていましたが、今回のゲストは村井さんと小障子さん、どうやって古い民家に住むようになったのか?そのいきさつや、薪ストーブとの格闘の歴史!?をお聞きしました。薪を調達してくる中で、また薪ストーブを使う事で、住んでいる地域の方々との親密な交流が深まっていく、そんな日々の暮らしに直結したお話は、その場にいらした皆さんに良いヒントをもたらしたように思います。
お話が終わった後は、再び薪割りに没頭される方がいらしたり、〆のぜんざいのためにもう一度餅つきをしました。しかし、残念な事にその途中から雨がふりだし、朴さんのウッドデッキに移動しました。
WSの最後は、室内でつきたてのお餅のぜんざいを頬張りつつ、アンケートを書いていただきました。
ではアンケートから感想を。
『本日のテーマである「木の熱をいただく」にふさわしい内容でした。家でもやってみたいヒントもあり“食を楽しむ”ことに木のぬくもりを感じることが出来ました。』
『まきわりにはまりました。(絵文字:あひる)でもおのが重くて大変でした。(絵文字:あひるが鼻息を出してる様子)
来年(こんどのきかい)も参加したいです。』
『子供がまだ小さいので、薪割りなどは参加出来ませんでしたが、一緒に見たりするだけで、昔自分が子供のころにしていたことを思い出してなつかしく思いました。』
*アンケートご協力、ありがとうございます。
ということで、参加された皆さん、スタッフの方々、本当にありがとうございました!!!(お疲れさまです)。
びわこもりワークショップ、冬の日の一日、焚き火を囲んでホッコリできたように思います、今後もこのようなイベントをボチボチとやっていきますので、どうぞよろしくお願いします。
OMBKさんのブロブも、写真あります。
http://ombk.shiga-saku.net/
では、良いお年を。